鉄欠乏貧血の改善方法!原因・症状・診断・食べ物・基準値〜フェリチンまで

鉄欠乏貧血とは

鉄分不足によって引き起こされる貧血のことを言います。そもそも貧血とは血液の中の赤血球やヘモグロビンの濃度が低いことを言います。そして女性の貧血のうちの7割はこの鉄欠乏貧血なのです。

 

鉄欠乏貧血になるとどんな症状が出るの?

めまいや立ちくらみ、動悸、息切れ、頭痛、顔面蒼白、耳鳴り、疲れやすくなる、爪が割れやすい、口や舌などの症状、髪が抜けやすくなる、肌がかさつく、といった様々な症状が出ることがあります。
最近では「潜在性鉄欠乏」と呼ばれる隠れ鉄不足の人も増えています。朝なかなか起きられない、食欲がない、集中力が続かない、午後に眠くなるなどの症状がある人は身体の中の鉄が不足しているかもしれません。

 

鉄欠乏貧血の原因

4つの原因が考えられます。まずは好き嫌いやダイエットによる偏食や、食生活の乱れによる栄養バランスの偏りです。特に最近はインスタント食品や外食に頼る人が増えているので鉄分不足に陥りやすくなっています。
2つ目は妊娠や授乳、成長期などによって鉄分を要する場合です。たくさんの鉄分が必要になるので鉄分不足になってしまいます。
3つ目は月経過多や胃潰瘍、十二指腸潰瘍、痔、がんなどの出血によるものです。女性は月経があるので貧血になりやすいのですが、男性で貧血になる場合は胃潰瘍や痔などの病気の可能性が高まります。
4つ目は何らかの原因で鉄の吸収が出来ない場合です。例えば胃の切除などで胃酸が少なくなるケースです。

 

鉄欠乏貧血の診断と基準値

鉄欠乏貧血かどうかを調べるためには血液検査が必要です。赤血球の数や大きさ、ヘモグロビンの濃度、ヘマトクリットの値、血清鉄、血清フェリチンなどを調べることで分かります。もし鉄欠乏貧血であることが分かったときは、原因をしっかり調べることが大切です。
基準値は、赤血球(RBC)は男性が430〜570万個、女性が380〜480万個です。
ヘモグロビン(Hb)は男性が13.5〜17.0g/dl、女性が11.5〜15.0g/dlです。(これらの基準値は施設によって少し数字が違ってきます。)

 

鉄欠乏貧血に効果的な食べ物

お肉や魚などの動物性食品にはヘム鉄と呼ばれる吸収率の高い鉄分が含まれています。まずはヘム鉄が多く含まれている食べ物を見ていきましょう。

レバー

レバーの中でもダントツで豚レバーにヘム鉄が多く含まれています。もちろん鶏レバーや牛レバーにも含まれているので、鉄欠乏貧血と診断された人はぜひレバーを食べましょう。ヘム鉄だけでなくビタミンB12という、ヘモグロビンが作られるのをサポートする栄養素も豊富に含まれています。

まぐろ

お寿司やお刺身、カルパッチョなどが美味しいですよね。加熱するよりかは、こういった生で新鮮のまま食べるのがオススメです。

牛もも肉

牛もも肉にはヘム鉄だけでなく、赤血球やヘモグロビンの材料となるタンパク質も豊富に含まれています。焼く場合は、鉄のフライパンを使うと鉄が料理に溶け出すので更に効果的です。

あさり

酒蒸しやお味噌汁、ボンゴレパスタなど様々な調理法があります。10個食べるだけで牛もも肉薄切り1枚に入っているヘム鉄と同等の量が摂取できます。

 

非ヘム鉄が多く含まれている食べ物

非ヘム鉄はヘム鉄に比べると吸収率は低くなりますが、ビタミンCやタンパク質を一緒に摂ることで吸収率が高まります。
また、妊婦さんは動物性食品を過剰に摂ることが良くないとされています。そのため非ヘム鉄を多く含んだ食べ物で鉄分不足を防ぐ必要があります。

納豆

納豆は非ヘム鉄だけでなく、赤血球を作り出す葉酸という栄養素も豊富に含まれています。

ほうれん草

納豆と同じく、ほうれん草にも葉酸が多く含まれています。
他にも小松菜やひじきなどの海草類、油揚げなどの大豆類にもヘム鉄が多く含まれています。

 

フェリチンとは?

フェリチンとは、鉄を貯蔵したり血清鉄の濃度を維持するたんぱくのことを言います。鉄分不足になるメカニズムとしては、まずフェリチンが不足し、その後血製鉄が減る、ヘモグロビンが減る、といった順番なのです。つまりフェリチンの不足が鉄欠乏貧血を招いてしまうといっても過言ではありません。フェリチンの正常値は男性が20〜250ng/mL、女性が5〜120ng/mLと言われています。フェリチンが不足すると肌が荒れる、何となく体調が悪いと感じる、イライラする、眠れない、疲れやすいといった症状が出ます。
最初に説明した「潜在性鉄欠乏」と呼ばれる隠れ鉄不足は、フェリチン不足のことでもあるのです。

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